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ヤンキース、ジャッジ&スタントン連弾も敗れる…ブーン監督「観戦するには最高の試合だっただろう」

スポーツ報知 2024年10月18日 10時46分

◆米大リーグ ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ガーディアンズ7x―5ヤンキース=延長10回=(17日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブ・フィールド)

 ヤンキースが3連勝まであと1アウトに迫りながら、まさかの敗戦を喫した。

 5―3で迎えた9回。8回から続投のウィーバーは2死とし、勝利まであと1アウトから、トーマスにフェンス直撃の二塁打を打たれた。代打ノエルとの対戦でまさかの左越え同点2ランを被弾し、延長戦にもつれこんだ。そして10回、継投した7番手ホームズが2死三塁のピンチを招くと、フライに左中間へサヨナラ2ランを浴びた。

 ブーン監督は「伝統的なプレーオフの試合になった。この時期の戦いだ。観戦するには、最高の試合だっただろう。両軍ともにブルペンがよく戦い、打席でも互いに大きな瞬間が訪れた。また明日の大事な試合を、しっかり戦うだけだ。これまでもタフな敗戦から、はい上がってきた。今は少し椅子に腰掛けて考えるが、明日、切り替えてやっていく」と前を向いた。

 1―3で迎えた8回には主軸のアベック弾が飛び出した。2死からソトが四球で出ると、マウンドには5番手でクローザーのクラセが送られた。ジャッジは2死一塁で逆方向に打ち返すと、低空飛行のライナーで右翼席に着弾。打球角度わずか18度の2試合連続2号2ランで同点に追いついた。そしてスタントンも続いた。真ん中に入ったスライダーを、中堅右に放り込んだ。主軸の連続アーチというこの上ない形で一気に逆転に成功した。

 勝てば勢いもつき、一気にスイープでのワールドシリーズ進出も見えた一戦。勝利に手をかけていたが、あと1アウトでスルリとこぼれ落ちた。

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