オリックス・岸田護新監督の「初采配」は、グラウンドのコンディション不良でお預けとなった。フェニックス・リーグの巨人戦(SOKKEN)で指揮する予定だったが、前日からの雨で午後9時45分に試合中止。17日に水本ヘッドコーチ、新たに就任する波留2軍監督とともに宮崎入りしており「残念でしたね。できたら良かったんですけど」と苦笑いした。
この日は室内で投手、野手ともに練習を見守り、上半身の不調などで7試合の登板にとどまった山崎颯一郎投手らとも直接の会話。「野手のサインも全く知らないので、そこも勉強していきながらのスタート。ヘッドと話し合いながら、作戦を決めていきながら(サインを)出してみながら、というところになっていくと思います」と監督として初々しさを漂わせ「選手たちも思い切ってチャンレジして、それでミスするのは仕方のないことなんで」とまずは積極果敢なプレーを求めるつもりだ。