◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 メッツ2―10ドジャース(17日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズ第4戦、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、初回先頭の1打席目に先頭打者本塁打を放つなど3打数1安打1打点、3四球4得点でチームの勝利に貢献し、先発した山本由伸投手(26)は5回途中4安打2失点、8奪三振と試合を作った。12安打10得点と猛攻を見せて、敵地で2連勝のドジャースは、リーグ優勝決定シリーズ突破とワールドシリーズ進出へ王手をかけた。試合後の会見での一問一答は以下の通り。
―この試合でアプローチを変えた部分は。
「アプローチは変えていないですね。シンプルに今までやってきたことを継続していますし、場面によって多少変える時はありますけど、基本的にやりたいことは変えず、比較的今日はいい打席が多かったかなと思います」
―打席数が少ないが走者がいる時といないときの成績で感じることは。
「さっきも言いましたけど、基本的にやることは変わらない。それが1打席目でも、最後の打席でも、基本的にしっかり集中して自分のやることに努めたいなと思っている。それがスコアリングポジションにランナーがいてもいなくても、まずそこが一番大事かなと思います」
―ベッツがこの試合で4安打などここ数試合活躍しているが。
「ただ楽しいですね。塁上から(見ても)、常に状態が良さそうですし、彼が打ったら得点する準備は僕自身は一塁からでも二塁からでも、常にヒットを打ったらホームに帰るつもりで務めたいなと思っています」
―あと1勝でワールドシリーズの舞台に立てるが。
「敵地でいい野球が出来ていると思うので、それをまずは継続してあしたにつなげたいですし、あしたしっかりとまず決めるという気持ちをもって、全員で頑張りたいなと思います」
―日本で見ているファンにメッセージを。
「なかなか時間帯的に見れたり見れなかったりという感じはあると思います空けど、由伸もきょうはいいピッチングをしましたし、自分自身ももっともっと活躍できるようにそれに応えれるように頑張りたいと思います」
―本塁打を打った後、ベンチに戻ってキケと話していたように見えたが。
「一番はフレディーが『レイトショーはいいから早めに打ってくれ」と試合前に言われていたので、帰って、フレディーに『打ったよ』という感じの会話していました」
―ポストシーズンを振り返って
「ここまではただただプレーできていることに感謝していますし、きのうきょうと敵地でしたけど、敵地ならではの雰囲気というか、熱気が素晴らしい中でやらせてもらっているなという、毎日。あしたももちろん調整して、しっかりプレーしたいなという気持ちですね」