Infoseek 楽天

【高校野球】秀才軍団・札幌南が11年ぶり8強 5番・斎藤が“2度打ち”で決勝打

スポーツ報知 2024年10月18日 14時19分

◆第77回秋季全道高校野球大会 ▽2回戦 札幌南5―3函館大柏稜=延長10回タイブレーク=(18日・プレド)

 北海道随一の進学校・札幌南が函館大柏稜に逆転勝ちし、2013年以来11年ぶりの8強入りを決めた。

 序盤2点を先行されたが、3回に8番・宮慶慈中堅手(2年)の三塁打と相手投手の暴投で1点を返し、4回は2死満塁から宮が押し出し四球を選び同点に追い付いた。6回に1点を勝ち越されたが、8回2死一、三塁から代打・和田温陽(はるひ)外野手(1年)が右前適時打を放ち再び同点。タイブレークに突入した延長10回は2死二、三塁から5番・斎藤遼平三塁手(2年)の打ち上げた打球が捕手の前に落ち、ファールゾーンに転がっていったが、ライン付近に置いたバットに当たって勢いが止まり、適時内野安打となって決勝点を奪った。

 昨年度東大、京大に27人、国公立医大に32人が現役合格している札幌南。1902年創部の野球部は2000年夏の甲子園に出場している。秋は09年の準優勝が最高成績で、15年ぶりの4強を懸けた準々決勝は駒大苫小牧―旭川志峯の勝者と対戦する。

この記事の関連ニュース