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【DeNA】CS初登板のプロ2年目右腕・吉野光樹は3回4安打1失点で降板

スポーツ報知 2024年10月18日 19時30分

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第3戦 巨人―DeNA(18日・東京ドーム)

 DeNA先発のプロ2年目右腕・吉野光樹投手は3回4安打1失点の内容で降板し、CS初登板を終えた。4回に回ってきた打席で、代打オースティンが送られた。

 初回は2死から3番・丸に中前安打を許したが、直後に盗塁阻止で無失点に切り抜ける立ち上がりを見せた。だが、2回には先頭の4番・岡本に豪快な左翼ソロを許し、先制点を献上。さらに2死三塁のピンチを招いたが、8番・門脇を申告敬遠にすると、9番・グリフィンを見逃し三振に仕留めた。

 3回には1死から2番・オコエに中前安打、丸に右翼フェンス直撃の二塁打を許すと、岡本を申告敬遠で1死満塁。5番・大城の二遊間への強烈な打球を牧がダイビングキャッチで見事に処理し、二ゴロ併殺で無失点で切り抜けた。

 ドラフト2位で入団した昨年は即戦力として期待されながら、腰の疲労骨折などもあり、1度も1軍に昇格することなくシーズンが終了。今季は7試合に登板し、3勝2敗、防御率4・31をマークしていた。三浦監督は試合前、第3戦を託した右腕に対し、「先発として行けるとこまでというのはもちろんあります。吉野にとっては、いろいろな初めての経験をしているわけで、このCSも初めての登板になりますけども、そんなことよりやってきたこと、自分ができることに集中して、1球1球投げてくれればいいです」と期待を込めていた。

 チームは、シーズン3位でCSに乗り込み、阪神との第1ステージは2連勝でストレート突破。最終ステージも第2戦までは投打がかみ合い、戸郷、菅野とリーグ屈指の好投手を連破し、好発進を決めていた。この試合に勝てば、日本シリーズ進出に王手をかける。

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