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巨人崖っぷちも超ベテラン不屈「少し受け身になっていると思うんでね、どんどんいくしかない」CS最年長39歳10か月で1番スタメン

スポーツ報知 2024年10月19日 5時20分

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第3戦 巨人1―2DeNA(18日・東京ドーム)

 迷わず振り抜いた。1点を追う8回無死、長野は山崎の高めスプリットを捉え、鋭いライナーを左前へ運んだ。「1番・左翼」で先発。CSで39歳10か月での1番スタメンは、24年荻野(ロッテ)の38歳11か月を塗り替えて史上最年長となった。

 阿部監督から「困ったときのベテラン」と厚い信頼を寄せられる。2連敗で迎えた第3戦で、4月27日・DeNA戦(横浜)以来の切り込み隊長に抜てきされた。打線は1得点にとどまり「特に、野手は打ててないんでね。今日なんか僕が、もっと勢いづけられたらなと思ったんですけど」と唇をかんだ。

 12年CS最終Sは、1勝3敗から3連勝で突破。長野は24打数7安打、打率2割9分2厘と1番の役割を果たし、日本一まで先導した。「少し受け身になっていると思うんでね、どんどんいくしかない。崖っぷちなんで、明日まず一つ勝って、みんなで頑張るしかない」と一丸での巻き返しを誓った。(内田 拓希)

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