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【高校野球】北海が8強入り…公式戦初スタメンの今皓大左翼手が3安打3打点

スポーツ報知 2024年10月19日 6時30分

◆第77回秋季全道高校野球大会 ▽2回戦 北海11―1函館中部=6回コールド=(18日・プレド)

 2回戦3試合が行われた。2連覇を目指す北海は公式戦初スタメンの7番・今皓大左翼手(2年)が3安打3打点と打線をけん引し、函館中部に6回コールド勝ち。東海大札幌は札幌光星を2-1で下し、2年連続で2回戦を突破した。

 けがを乗り越えた北海・今が大暴れだ。2点を先制して迎えた1回の第1打席は1死満塁で打席に入り、外角直球を逆方向へ。走者一掃となる左翼線への適時二塁打を放つと、5、6回は単打で好機を拡大した。

 優勝した昨秋もベンチ入りしていたが、当時から右肩を痛めていた。「関節唇損傷とベネット病変」との診断を受け、4月末に手術。今夏の地区予選後にチームに合流し、本職の捕手から外野手に転向した。地区は出場がなかったが「チームの中で一番打てる自信がある」という打撃でアピールを続け、スタメンを勝ち取った。

 昨夏と今春の甲子園はボールボーイで聖地の土を踏んでおり「三度目の正直で選手として甲子園に立ちたい」と意欲。復活を遂げた背番号19が、64年ぶりの2連覇、そしてセンバツに導く。

 ○…東海大札幌は6番・八鍬航太朗二塁手(2年)が決勝打を放ち、2年連続の8強に導いた。同点に追いつき、なおも2死三塁の好機で内角低め直球を左前に運び「ホッとしました」と胸をなでおろした。7月に就任した遠藤愛義監督(40)の「動から動で振ってみろ」という打撃のアドバイスを生かし、今秋初めてベンチ入りをつかんだ背番号4は、「自分たちの野球を貫き通したい」と準々決勝のクラーク戦に向けて意気込んだ。

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