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【高校野球】山形中央が4強敗退…6失点のエース・小坂楓「聖光は投手に向かっていく気持ちで振ってきた」

スポーツ報知 2024年10月19日 6時30分

◆高校野球◇秋季東北大会 ▽準決勝 聖光学院7―1山形中央(18日・ヨークいわき)

 準決勝が行われ、山形中央(山形)は聖光学院に1―7で敗れた。

 快進撃を支えてきたエースが何本も痛打を浴びた。2試合連続完投中だった山形中央・小坂楓投手(2年)が3試合連続先発も、3回に先制されるとその後も失点を重ねて5回6失点。2回以外は毎回先頭打者を出塁させるなど苦しみ、11安打を許した。「自分は打者に向かっていく気持ちで投げているけど、聖光は投手に向かっていく気持ちで振ってきた」と振り返った。打線は8安打したが7回の1点のみに抑えられた。

 東北地区のセンバツ一般選考枠は「3」。4強進出で可能性を残すが、白崎謙監督は「勝って決勝に進んで選んでもらえることを目指していた」と、強敵を倒してより確実にしたかったと悔やんだ。それでもチームは2回戦で岩手県王者・一関学院を破り、準々決勝では県大会で敗れた日大山形に雪辱。一戦ごとに力をつけた。「(今大会を)自信にしながら、選手自らが課題を持ってやっていきたい」と指揮官。来年1月に吉報が届くことを信じ、鍛錬を積んでいく。(有吉 広紀)

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