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【高校野球】花巻東は準決勝敗退 センバツ出場可能性残る…2安打の古城大翔「基礎から見直していきたい」

スポーツ報知 2024年10月20日 6時30分

◆秋季高校野球東北大会▽準決勝 青森山田4―1花巻東(19日・ヨークいわき)

 花巻東(岩手)は青森山田(青森)に1―4で敗れ、優勝した21年以来の決勝進出はならなかった。

 エース・金野快(2年)が2回2/3を3安打2四球と不調で降板すると、打線も6安打と振るわなかった。佐々木洋監督(49)は「残念なプレーが続いて、流れがずっとつかめないまま終わってしまった」と渋い表情だった。

 巨人・古城茂幸3軍打撃コーチの次男・大翔(1年)は「4番・三塁」で出場して4打数2安打と気を吐いた。ただ、2回には自らの失策で追加点を許すと、9回は2死走者なしから三ゴロで最後の打者となり「大切な試合で自分が敗因をつくってしまった。何もできず、未熟でした」と唇をかんだ。

 東北地区の一般選考枠は「3」のためセンバツ出場の可能性は残る。古城は「課題がはっきり見えた大会でした。描いていることを実現する力をつけるため、もう一度基礎から見直していきたい」と吉報を信じて鍛錬する。

 ◇来春センバツ・東北地区3枠目の行方 来春センバツの東北地区一般選考枠は「3」。決勝進出の2校は、地域性やここまでの試合内容などを考慮し、“当確”といえる。3枠目を争う有力候補は準決勝敗退の2校。好投手・小坂を擁し、公立校ながら勝ち上がった山形中央か、高いチーム力を武器にどんな相手でも粘り強く戦える花巻東か。決勝の勝敗や試合展開なども影響を与える可能性がある。

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