シャンソン歌手・クミコが、２０日に生放送されたＮＨＫ「のど自慢」で、生誕１００年の越路吹雪さんの代表曲「愛の讃歌」を歌唱した。
クミコは茨城県水戸市生まれで、今回の生出演も水戸市からの生中継となった。関係者によると、同番組でシャンソンが歌唱されるのは非常に珍しいという。
クミコが熱唱した越路さんの代表曲「愛の讃歌」は、カナダ人歌手のセリーヌ・ディオンが今夏のパリ五輪開会式で熱唱したことで脚光を浴びた。難病「スティッフパーソン症候群」の闘病中であることを公表して以来の２年ぶりの復帰ステージだった。
クミコは今年７月に、「愛の讃歌」や「アプレ・トワ」、シャルル・アズナヴールの世界的ヒット曲「帰り来ぬ青春」などを新録したニューアルバム「私の好きなシャンソンＶｏｌ．２～シャンソンティックな歌たち～」をリリースしている。
１０月２３日に東京国際フォーラム・ホールＣで開催される「ニッポン・シャンソン・フェスティバル２０２４」に出演する。ニューアルバムで新録音した「愛の讃歌」を披露する予定だ。
同イベントにはクミコの他にも、松田美由紀、松村雄基、安蘭けい、ＬＥ ＶＥＬＶＥＴＳ・日野真一郎、ア・ラ・シャンソン、レジョン・ルイらが出演する。またクミコは神戸、名古屋、仙台、札幌などで全国公演を予定している。