右肘の手術から復帰を目指す巨人の育成右腕・花田侑樹投手が２０日、術後初めてフリー打撃に登板した。
広島新庄高からドラフト７位で入団した３年目右腕は、昨年１０月に右肘内側側副じん帯再建術（通称トミー・ジョン手術）を受けており、打者相手に投げるのは約１年ぶり。育成野手の三塚、田上を相手に計２０球を投じた。「久しぶりだったので、ふわふわした感覚だった。球はちょっとばらついた。ここまでは痛みがでることなく順調にきていると思います」と安どの表情を浮かべた。
ブルペンとは違い、打者相手の投球となれば、自然と力が入っていても不思議ではない。右肘の感覚や登板後の体の反応などを確認した上で、その後の練習メニューなどを決めていく。「フリーだったり、シートでの登板に向けてやっていきたい」と意気込んだ。