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【高校野球】敦賀気比がセンバツ濃厚…北信越大会で決勝進出

スポーツ報知 2024年10月20日 18時8分

◆秋季北信越高校野球大会 ▽準決勝 敦賀気比9-4小松工(20日・石川県立)

 敦賀気比(福井1位)は、9-4で小松工(石川2位)に勝利し、来春のセンバツ出場を引き寄せた。先発の左腕、管田彪翔(ひゅうが、1年)が6回まで7安打、4失点を喫したが、7回から登板した右腕、五十子李壱(いがっこ・りいち、1年)が3回を1安打、無失点に抑えて試合を締めくくった。東哲平監督は「ちょっとモタモタしたところはあったが、攻撃の流れは良かった。(6回まで4失点し)嫌な雰囲気になりかけたが、ピッチャーが踏ん張ってくれました」と振り返った。

 管田、五十子の1年生リレーで勝ち上がってきた。2人とも今秋の福井県大会の初戦で公式戦デビュー。最速136キロの左腕、管田が今大会3試合で先発すれば、鯖江市出身の最速137キロ右腕、五十子が変化球と制球力を武器に抑えてきた。五十子は「同じ寮で仲が良く、昨日もホテルでバッターをどう抑えるか、話し合った。自分のピッチングにまだ自信はないが、持っている力を出したいと思いました」と話せば、東監督は「経験が少ない中、いい結果を出している。自信にして欲しい」とエールを送る。

 21日の決勝は、日本航空石川(石川3位)と対戦する。管田は「今日は甲子園がかかった試合で緊張したが、いい経験になった。日本航空石川は力のあるチームなので、自分の持ち味を発揮していきたい」と決意。秋は2021年以来の北信越優勝を目指す。(中田 康博)

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