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三谷幸喜監督&深津絵里&妻夫木聡、そろって西田敏行さんを弔問し別れ惜しむ「大好きな西田さんが…」

スポーツ報知 2024年10月21日 18時26分

 映画監督の三谷幸喜氏、女優の深津絵里、俳優の妻夫木聡が21日、17日に虚血性心疾患で亡くなった昭和の生んだ名優・西田敏行さん(享年76)の都内自宅にそろって弔問に訪れた。

 妻夫木、三谷監督、深津の順に西田さんの自宅へ神妙な面持ちで入り、3人はそろって約1時間の弔問となった。深津と妻夫木は、2008年に三谷監督の映画「ザ・マジックアワー」で、西田さんと共演していた。深津は2011年に、同じく三谷監督作「ステキな金縛り」でも西田さんと共演した。

 妻夫木は、弔問後に取材に応じ「寝ている感じで(亡くなったとは)信じられない。(眠る)お芝居をしているようでした」と吐露し、「ずっと憧れの方でした。自分の幸せよりも他のみんなの幸せを考えてくださる方でした。一緒にお食事したり、カラオケしたり、いい思い出いっぱいあります」としのんだ。深津は無言でその場を後にした。

 三谷監督は、「ザ・マジックアワー」の撮影について、「宝物になっている西田さんの言葉があって。佐藤浩市さんが何回もナイフをなめるシーンで、西田さんが『そんなに気に入ったなら持って帰りなさい』というセリフを書いたんです」と回想した。

 同シーンを西田さんも気に入っていたといい、「それを西田さんが台本を読んで『こんな面白いせりふを本当にありがとう。早くこのセリフを言いたい』とおっしゃって。僕の大好きな西田さんがそんなことを言ってくださるっていうのが本当にうれしかったですね」と目尻を下げた。最後には「もっともっと一緒にお仕事をさせていただきたかった。(弔問で西田さんに)かけた言葉は、内緒」と語り、西田さんの自宅を後にした。

 この日は、俳優の西島秀俊、小野武彦、石倉三郎らも弔問した。

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