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川合俊一会長「細かい調整が済み次第」バレーボール男子代表新監督「11月中」に発表へ 理事会で選任

スポーツ報知 2024年10月21日 20時10分

 日本バレーボール協会は21日、都内で定例理事会を開き、オンラインで取材に応じた。2028年ロサンゼルス五輪を見据えた男子日本代表監督について、具体名は明らかにしなかったが、候補者を選任したことを公表した。今後、候補者本人、関係先と報酬面など最終調整し、11月中の公表を目指すという。

 川合俊一会長は「担当者レベルで本人とは話し合いができています。あとは細かい話。報酬や新しい監督はどこにお住まいになるか分からないので、家賃を出すか、出さないかとか。自分の生まれたところに帰る時の旅費をどこまで払うかとか、そういった細かいところの調整が済み次第、発表できると思います」と、交渉について好感触を語った。

 これまでに21年東京五輪でフランス代表を金メダルに導き、現在は大同生命SVリーグの大阪ブルテオンを率いるフランス出身のロラン・ティリ氏の就任が確実視されている。

 男子日本代表はフランス出身のフィリップ・ブラン前監督の指揮の下、今夏のパリ五輪で2大会連続の8強入りを果たし、7位。ただ、準々決勝でイタリアにフルセットで敗れ、目標としてきた1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダルには手が届かなかった。川合会長は「パリ五輪以上の成績を収めてくれる方が第一。もう一つは(トップの下の)B代表やアンダー世代を強化することも考えてくれる方。この2点が一番の選考基準になった」と、説明した。

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