◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(21日・東京ドーム)
レギュラーシーズン3位のDeNAが逆転勝ちで、2017年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。牧秀悟内野手が9回に決勝打を放ち、死闘を制した。
初回2死一、二塁のピンチでヘルナンデスの遊ゴロを森が一塁へ悪送球し、先取点を献上した。
0―1の4回には1死一、三塁から戸郷が一塁線へスクイズを決めて2点目を失った。
反撃したい打線は5回に森が汚名返上の打撃を見せた。無死一塁から右中間三塁打を放ち、1点差に詰め寄った。さらに代打・フォードの中前適時打で同点とした。
7回には2死満塁の絶好機を迎えたが、オースティンが船迫に三ゴロに抑えられた。
2―2の8回は回またぎとなった伊勢が1死一、二塁の危機で小林を見逃し三振、立岡を右飛に打ち取り難局を脱した。
9回に打線が奮起した。先頭の森が右前打で出塁。続く代打・柴田の投犠打で1死二塁とチャンスを拡大。続く桑原の三ゴロの間に二塁走者の森が好走塁で三塁に進んだ。最後は主将・牧が菅野から左前適時打を放ち決勝点を挙げた。