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巨人・坂本勇人「悔しいですね。負けは負けなんで」CSで3割5分3厘と勝負強さは発揮

スポーツ報知 2024年10月22日 5時20分

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(21日・東京ドーム)

 わずかに届かなかった。激闘を終えた坂本は「悔しいですね」。2安打に、チームを奮い立たせる激走。門脇が好守連発、中山が2安打と奮闘した。それでも、DeNAが上回った。坂本は「負けは負けなんで」と現実を受け止めた。

 4回無死からだった。低め直球を左中間へはじき返すと迷わず二塁へ。柳田(ソフトバンク)を抜いて現役最多のCS通算51安打目でチャンスメークすると、中山の左翼後方への飛球で迷わずタッチアップ。1死一、三塁となり、戸郷のセーフティースクイズで2点目のホームへ滑り込んだ。8回にも右前打を放ち、今CSで2度目のマルチ安打。東京Dで約2週間の残留練習中は映像付きの打撃練習用マシン「トラジェクトアーク」を打ち込み「トレーニングもしっかりできましたし、大丈夫」という言葉通りの躍動だった。

 レギュラーシーズンは不調もあったが、CSは打率3割5分3厘と勝負強さを発揮した。「このオフシーズンは選手一人一人が大事だと思うんで、みんなでレベルアップできるようにやりたい」と来季を見据えた。(内田 拓希)

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