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【巨人】梶谷隆幸が現役引退を表明「本当に幸せ者」「とにかく体がついていかないところのみで決断」

スポーツ報知 2024年10月23日 16時48分

 巨人・梶谷隆幸外野手が23日、都内のホテルで会見を行い、今季限りで現役引退することを表明した。

 前日22日に球団に意思を伝えたという。「今年限りということで腹を決めて決断いたしました」と語った。4年間過ごした巨人、14年間過ごした古巣のDeNA、ファンに感謝の意を示し、「あっというまの18年間でした。本当に幸せ者だなと思います」とスッキリとした表情で話した。

 引退の決断については「とにかく体がついていかないところのみで決断いたしました」と言う。「膝の状態が思わしくなく、なかなかうまくいかないのが続いていましたのでこれ以上はという気持ちでありました」と明かした。

 今季は開幕を1軍で迎え、開幕戦の3月29日・阪神戦(東京ドーム)には「3番・右翼」で出場。3回1死一、二塁で森下の右中間への飛球をダイビングキャッチしてチームを救うと、打っては1号2ランをマークし、勝利に大きく貢献していた。しかし4月2日の中日戦前に古傷の左膝痛を再発して出場選手登録抹消。5月6日の同戦前にも同箇所を痛めていた。

 開星高から06年高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)に入団。14年に初めて規定打席に到達すると、39盗塁で盗塁王を獲得した。20年オフに巨人にFA加入。通算1064試合に出場し打率2割7分、126本塁打、441打点を記録していた。

 ◆梶谷 隆幸(かじたに・たかゆき)1988年8月28日、島根・松江市生まれ。36歳。開星高から2006年高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)入団。外野手に転向した14年に初めて規定打席到達し、39盗塁で盗塁王。20年オフにFAで巨人入り。通算1064試合で打率2割7分、126本塁打、441打点。180センチ、90キロ。右投左打。

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