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バレンズエラ氏の「34」を左肩に…ドジャースが特別パッチ発表 ヤンキースとのWSと25年シーズン着用

スポーツ報知 2024年10月25日 4時48分

 ドジャースは24日(日本時間25日)、死去したことが22日(同23日)に明らかになったF・バレンズエラ氏(享年63)を追悼し、25日(同26日)に本拠地で開幕するヤンキースとのワールドシリーズ(WS)でユニホームの左肩の部分に同氏の名前と永久欠番「34」のパッチをつけることを発表した。25年シーズンも同様のパッチをつけて戦うことも決まった。

 決戦直前のドジャースタジアム周辺は悲しみに包まれた。バレンズエラ氏の死去が発表されてから2日。この日も献花のため多くの人が球場入り口の看板などに足を運んだ。メキシコ出身のバレンズエラ氏は1981年に13勝、11完投8完封で史上初めて新人王とサイ・ヤング賞を同時受賞した。同年のWSではヤンキースを破った。熱狂的なファンは「フェルナンドマニア」と呼ばれた。

 ラテン系住民とチームをつなげた伝説の選手。成績はもちろん、その功績をたたえられ、引退後も絶大な人気を誇った。最近までド軍のスペイン語中継の解説を務め、大谷らのことも気にかけていた。球団はWS第1戦の試合前に追悼セレモニーを予定。故人の魂を継承し、43年ぶりにヤ軍との頂上決戦に挑む。

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