◆スピードスケート◇全日本距離別選手権 第2日(26日、長野市エムウェーブ)
女子3000メートルで前回大会優勝の堀川桃香(富士急)は4分7秒67で2位だった。優勝した高木美帆(TOKIOインカラミ)に1秒61届かず。「課題が見つかったレースになった。今年はスピードがついたと思っていたけど、そこを出し切れなかった」と悔しさをにじませた。
1年前は4分3秒96で大会記録を更新し、5000メートル、マススタートと合わせて3種目を制した。成長著しい21歳は今大会、1500メートルも含めて4冠を目標に設定。日本女子のエース・高木に挑む決意を示していたが、25日の1500メートルに続き、得意とする3000メートルでも敗れ「やっぱり美帆さんは強いなって思った」と痛感。最終日の残る2種目へ、懸命に切り替えた。