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ロバーツ監督が大谷翔平の左肩亜脱臼を説明「彼がラインアップにいることを願っている」 精密検査へ

スポーツ報知 2024年10月27日 13時10分

◆米大リーグ ワールドシリーズ第2戦 ドジャース4―2ヤンキース(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、山本由伸投手(26)が7回途中1安打1失点で勝利投手になったワールドシリーズ第2戦の本拠地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場したが、7回に二盗を試みてスライディングした際に左肩を負傷した。試合終了約2分後には私服に着替えて球場を後にした。

 試合後、ロバーツ監督は亜脱臼である可能性が高いことを明かし、精密検査を受けるとした。あす27日(同28日)は試合がなく、28日(同29日)に場所を本拠地のロサンゼルスから敵地のニューヨークに移して、第3戦が行われる。2020年以来4年ぶりの頂点へ向けて2連勝発進となったドジャースに最後の試練が訪れた。

 指揮官は大谷の状態について「まだ検査をしていないので推測しかできない。筋力、可動域は良好だったことはたしか」と説明するにとどめ、第3戦の出場については「私は彼がラインアップにいることを期待している」と願っていた。

 試合は先発した山本が7回途中1安打1失点と快投して日本人では07年松坂以来2人目の勝利投手になった。打線は3~5番のT・ヘルナンデス、フリーマン、エドマンがそろって本塁打を放って、4点を奪って2連勝とした。

 今季は54本塁打、130打点で2冠王に輝き、打率3割1分、59盗塁もリーグ2位だった大谷。史上6人目の「40―40」(40本塁打&40盗塁)を達成しただけでなく、史上初の「50―50」に到達して、「54―59」まで数字を伸ばし、日本人初のトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)も記録した。ポストシーズンでもここまで全13試合に「1番・指名打者」でフル出場。50打数13安打の打率2割6分、3本塁打、10打点の成績を残し、チームを引っ張っている。

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