国際卓球連盟は29日、最新の世界ランクを発表し、女子シングルスは前週のWTTチャンピオンズ・モンペリエ準優勝の張本美和(木下グループ)が順位を1つ上げて自己最高の6位に浮上した。パリ五輪女子シングルス銅メダルの早田ひな(日本生命)が日本勢最高の5位におり、その差を詰めている。
日本勢3番手には伊藤美誠(スターツ)が8位で順位をキープ。前週のWTTチャンピオンズ・モンペリエ決勝で張本美を4―2で破った20歳の大藤沙月(ミキハウス)が4つ順位を上げて11位に浮上し、日本勢4番手につけた。平野美宇(木下グループ)が1つ順位を落としてランク12位で日本勢5番手とした。
上位の中国勢は世界ランク1位の孫穎莎、同2位の王曼昱は変わらず。3位に浮上した王芸迪、4位の陳夢の順位が入れ替わった。陳幸同(中国)が7位に順位を1つ下げた。