オリックス・福永奨捕手が29日、大阪・舞洲の合宿所「青濤館」で契約更改交渉に臨み、50万円アップの1000万円(金額は推定)でサインした。
11試合に出場した今季を「技術的にレベルアップし、僕自身3年目で自信を持ってプレーできる部分もあった」と総括。「あとはチームの戦力として、勝利につなげられるように」と、来季は“勝てる捕手”になることを誓った。
チーム内には打力が売りの森友哉、高い守備力を誇る若月健矢らが君臨。それでも「あの2人に勝たなかったら、スタメンの機会も多くもらえない。森さん、若月さんにどう勝つかっていうところが、これからの野球人生にもすごい大事になる」と、負けるつもりはない。
「いいものは見習いながら、自分は年齢の方が若いので、食らいついてやるしかない」と福永。「僕の中で来年はもう始まっているので、この秋からしっかりやっていければ」と、猛練習の末にライバルから正捕手の座を奪い取る覚悟だ。