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東葛飾ボーイズ、創設2年目で全国目指し快勝発進 専用球場、元プロコーチと抜群の環境…春季全国大会予選

スポーツ報知 2024年10月30日 6時55分

◆第55回日本少年野球春季全国大会・千葉県支部予選 ▽2回戦 東葛飾ボーイズ10―3船橋ボーイズ=5回コールド=(10月20日・東葛飾ボーイズグラウンド)

 来年開催の第55回春季全国大会(3月26~31日・大田スタジアムほか)の支部予選が各地で行われた。千葉県支部では創部2年目の東葛飾ボーイズが強打で5回コールド発進した。

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 “プレーボールヒット”で東葛飾が一気にフルスロットルだ。初回、先頭の福本が初球を左中間へ運ぶ二塁打。2死三塁から廣田主将の右中間二塁打で生還し、この回2点を先行した。

 その裏、逆転されても動じない。2回1死三塁から福本の左中間二塁打で追いつくと、小刻みに加点し毎回得点の大勝。福本は4打数4安打3打点、3二塁打と大暴れだ。「(初回の)初球は甘く入ってくる。狙ってました」と福本。それでも「1打席目と4打席目は芯で打てたけど、あとは…」と反省も忘れない。大柄な体ながら走塁もそつなくこなす。檜山拓也監督(35)は「戦車タイプの1番打者です」と評した。

 4番・廣田主将は4打数3安打3打点の活躍も「初戦の緊張感もあり、チームに気の緩みもあった」と厳しい表情。それも高みを目指すからこそ。東日本選抜予選で惜敗した松戸中央を倒し全国大会出場を目指す。

 2回から登板した183センチ右腕・木村が4イニングを無安打投球。「球が抜けたので、打たせて取るピッチングをした」と言う。昨年創部の1期生。昨年から上級生相手の公式戦で経験を積んだ。「上級生にはかなわなくても同級生には負けない」と木村。コーチには元プロ野球選手の高濱卓也(35)、石崎剛(34)ら。専用球場に加え、室内練習場もある環境で研さんを重ねるナインが「トーカツ旋風」を巻き起こす。

 【東葛飾ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 ※廣田蓮、高須一、田島颯馬、南木爽、鈴木悠、福本貫太、高田開聖、木村明嵩、堀江嵐守

 ▽1年生 坂本康史郎、小池奏介、佐瀬悠太、中川楓佳、渡邉璃空、菅野修矢、加賀谷輝俐、中澤塁、藤村桜輔、秋山迅太、今野泰惺

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