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ラグビー“サクラフィフティーン”長田いろは主将「夢や希望を与えたい」25年W杯初8強へ…シーズン総括会見

スポーツ報知 2024年10月29日 20時14分

 ラグビー女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」が29日にオンラインでシーズン総括会見を行った。初の8強入りを目指す2025年W杯イングランド大会まで残り約10か月。フランカーの長田いろは主将(アルカス熊谷)は「すごくワクワクしている。サクラフィフティーンが憧れられるようなプレーをしたい。今、ラグビーを頑張っている子供たちに夢や希望を与えられるよう、頑張りたい」と決意。19年大会の男子に続く初の8強に挑む。

 今月中旬にW杯1次リーグの組分け抽選が行われ、世界ランキング11位の日本は同6位のアイルランド、3位のニュージーランド、同13位のスペインと同じC組に入った。17歳で初出場した17年大会でベスト15に選ばれ、3大会目のW杯を目指すSH津久井萌(横河武蔵野)は「ランキング上位チームや波に乗っているチームと対戦するのでワクワクしている。細かい部分も成長して、W杯に臨みたい」と胸を躍らせた。

 今季は早い段階の3月にはFW陣を合宿に招集し、セットピースを強化。フィジー遠征や南アフリカで行われた国際大会「WXV2」などに参加し、10試合ほど行った。WXV2ではスコットランドなど強豪から勝利はつかめなかったが、善戦した。長田主将は「FWはセットプレーで自分たちより重く高い相手に対して、安定した」。津久井も「BKはエリアマネジメントでキックを使うことが増えて、ポゼッションを取れるようになった」と手応えを語った。今後はW杯に向けコミュニケーションを強化し、「細かい部分」のプレーの精度を高めていく。

 

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