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大谷翔平&ジャッジお目覚めか、ともにWS打率1割台も3戦ぶり安打 ドジャース3勝1敗で第5戦へ

スポーツ報知 2024年10月30日 12時40分

◆米大リーグ ワールドシリーズ第4戦 ヤンキース11―4ドジャース(29日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、3勝無敗と王手をかけて迎えたワールドシリーズ第4戦の敵地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3試合ぶりの安打を放って4打数1安打だったが、チームは逆転負けを喫して3勝1敗となり、ワールドシリーズ制覇は第5戦以降に持ち越しとなった。

 チームは結果的に大敗を喫したが、第2戦で左肩を亜脱臼した大谷には、復調の兆しが見えた。1、2打席目は遊飛、中飛に倒れたが、2点を追う5回無死一塁の3打席目には、2番手左腕のT・ヒルから中前安打を放った。安打は第1戦の4打席目以来3試合、13打席ぶりでワールドシリーズ2本目。ベッツの遊ゴロでは、二塁へ意地のスライディングも見せた。

 一方で、大谷とワールドシリーズ史上初の50発男対決となって注目を浴びたヤンキースのジャッジも復調の気配が見えた。大谷と同じようにして第2、3戦は安打が出ていなかったが、1打席目に四球、2打席目に死球、3打席目に遊撃の失策で出塁すると、8回の5打席目には、3試合ぶりの安打となる左前適時打を放った。

 大谷とジャッジはここまでのワールドシリーズ4試合でともに15打数2安打の打率1割3分3厘で、本塁打はなし。両者が爆発しての頂上決戦が第5戦以降は見られるかもしれない。

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