阪神の糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA)が30日、2025年3月開業予定の2軍新施設「ゼロカーボンベースボールパーク」の工事現場を訪問した。メイン球場、サブグラウンド、室内練習場、選手寮などを見学。ボール自動回収機能付きの打撃レーンやランニング練習用坂路など充実の施設に「(現2軍施設の)鳴尾浜になかったものがたくさんある。選手は朝から晩まで野球尽くしになる。成長につながりいいことだらけ。12球団一の球場になりますよ」と太鼓判を押した。
今ドラフトでは育成4人を含む9選手を指名。ソフトバンクのファーム施設「タマホームスタジアム筑後」を引き合いに出した上で「(元ソフトバンクで現メッツの)千賀選手は育成から入ってメジャーまで(行った)。そういうチャンスは入ったらみんなにある。そのチャンスを生かすためにも、この素晴らしい施設をたくさん利用して、成長につなげていってほしい」と期待を込めた。