◆セリエA ▽第10節 ユベントス2―2パルマ(30日・アリアンツスタジアム)
日本代表GK鈴木彩艶が所属するイタリア1部パルマはアウェーでユベントスと対戦し、2―2で引き分けた。鈴木は6試合連続でフル出場した。
パルマプレス24のフランチェスカ・デヴィンチェンツィ記者は、鈴木のプレーについて「1点目の失点は、ちょっとは鈴木の責任もあるかもしれない」と語ったが、「でも今夜は2、3とても美しいセーブがあったから、合格点(6)を与えたい」と評価。2失点はしたものの「2、3回本能的な、反射神経の素晴らしいプレーがあった」と指摘し「ユベントスというレベルの高い対戦相手に、よくやったと称賛したい」と話した。
鈴木は6試合連続でフル出場。今季から移籍したセリエAで存在感を示している。8月31日のナポリ戦(1●2)での退場は「多分まだ少し恐れがあるかもしれない。キーパーはデリケートなポジションだから、ポジションの中で一番デリケートな難しいポジションだと思う。ナポリ戦での経験で、忘れるのに時間が少し必要かもしれない」と影響は少なからずあると分析した。しかし「とても若いし、イタリアのリーグは初めて。ここ数か月のセリエAでの彼のスタートに対して、総合評価はポジティブだ」と高評価は揺るがなかった。