オリックスは31日、大阪・舞洲の合宿所「青濤館」で契約交渉を行い、育成3選手が更改した。
2軍では抑えを務めるなど、39試合に登板し、3勝2敗、防御率3・18だった入山海斗は現状維持の240万円で更改。大卒2年目を終え「いろんなポジションで投げさせてもらって、いいところも悪いところも出た」と振り返った。
高卒1年目を終えた寿賀は2軍で4試合に登板し、勝ち負けなしの防御率8・10。10万円アップの250万円でサインし「優しい先輩にいろんなことを教わってやってきた。平野佳さん、比嘉さんの準備の仕方も見て、いろんな経験ができた」と振り返った。中学時代に高松シニアでバッテリーを組んだ巨人・浅野にはフェニックスリーグで再会。「頑張ってるかと言ってもらって。自分も支配下にならないと対戦もできないし、頑張らないといけない」と意気込んだ。
寿賀と同期の宮国も6試合に登板し、0勝1敗、防御率7・59で10万円アップの250万円。「投球の再現性がまだ低いので、それを上げていったら毎回、同じ球を投げられると思うし、投げさせてもらえる機会も増えると思う」と飛躍を誓った。金額は以下の通り。
入山(育)投 240□
寿賀(育)投 250 △10
宮国(育)投 250 △10
※単位は万円、□は現状維持、△はアップ