巨人にドラフト4位で指名された北星学園大付・石田充冴(じゅうざ)投手(18)が31日、スカウトも太鼓判を押すポテンシャルの高さでドジャース・大谷翔平級の二刀流への夢を膨らませた。札幌市の同校で水野雄仁スカウト部長(59)、担当の青木高広スカウト(42)から指名あいさつを受けた右腕は、投球だけでなく打力など持ち前の身体能力の高さで、漫画「北斗の拳」に登場する「雲のジュウザ」のように型にとらわれない力を見せつける。
* * * *
石田が転売防止のために? 早急にサインを完成させる。周囲からサインを求められることが増えた右腕。「まだサインなくて。巨人軍石田充冴とは書くんですけど、そんな簡単なものだったら誰でもつくれるので。たくさん転売も出ると思うので…」と笑いを誘った。「今、友達もたくさん考えてくれている。漢字の『充冴』を崩す形でお願いしました」と笑った。