巨人から育成ドラフト4位で指名を受けた弘前学院聖愛・吹田志道投手が31日、青森・弘前市内の同大で担当の円谷スカウト、織田スカウトの訪問を受け「まずはやっとスタートラインに立てたと思うので、ここから感謝の気持ちを伝えるという思いで頑張っていきたい。まずは支配下登録されるように頑張ります」と決意を新たにした。
188センチ、84キロの恵まれた肉体を持ち、スリークオーターのフォームから、最速144キロの直球にカーブ、カットボール、スプリット、フォークを操る右腕。今回の青森大会でチームを準優勝に導き、プロへの扉を開いた右腕は「理想の投手は戸郷投手。淡々と投げていくところがいい。僕もそうなりたい」と語った。
◆吹田 志道(ふきた・しどう)2007年2月21日、青森・大鰐町生まれ。17歳。小学3年から野球を始め、弘前学院聖愛中を経て弘前学院聖愛に進学。今夏の青森大会ではエースとして準優勝に貢献。名前の由来は「1つの道を志してほしい」という願いから。趣味は読書で、現在の愛読書は元中日監督・落合博満氏の「采配」。身長188センチ、84キロ。右投右打。