お笑いコンビNON STYLEの石田明(44)が31日都内で「答え合わせ」(マガジンハウス、発売中)の出版会見を行った。
石田は「10年ほど前から出版オファーはたくさんありましたが…」という中で、ようやく実現。「ずっと断ってまして。その理由に、お笑いというのは常に進化していくもの。言い終わった時点で、紙に残した時点で古くなっていくと思えてアレルギーがあった」といい、心境の変化について「最近はもうお笑いが進化し過ぎている。これは逆にいい機会。現時点での僕の意見を書いておこうと思った」。
石田は理論派の漫才師で知られるが「漫才について」書き尽くした一冊だという。その理論を語る場をラジオ内に“答え合わせ”として招き入れてくれたナインティナイン岡村隆史(54)に感謝。「『飲み屋で話すのはもったいない』と。タイトルもそこからいただきました。帯も書いてもらおうとお願いしましたが『恐れ多い』と断られました」。今後の希望として「M―1を一緒に見るイベントをやってみたい」と意欲を見せた。