J1で18位のジュビロ磐田は1日、アウェーで2位・神戸と対戦(ノエスタ、午後7時)する。出場停止のMFレオゴメス(27)に代わり、MF上原力也(28)が9試合ぶりの先発に名乗りを上げた。出番に飢える副将が、降格圏脱出の足がかりをつくる。
今季は開幕から25試合連続スタメンも、夏場にコンディションを落としベンチ外も経験。前節のC大阪戦(10月19日、2〇1)は8試合ぶりに途中出場しており「残り試合でもっと貢献したい」と燃えている。
神戸とは開幕戦、ホームで対戦し0―2と完敗。「強度の高さに負けた。今はやらないといけない立場。臆せず戦いたい」と、中盤で体を張ってピンチの芽を摘んでいく構えだ。残り5試合で17位・柏とは勝ち点4差。敵地とはいえ白星を奪えなければ、より苦しい立場に追い込まれるのは間違いない。
「まずは守備を重点的にやって、その中で得点に関わる仕事もしていく」と持ち味の展開力も発揮するつもりだ。連勝なら4月以来、今季2度目。連覇を狙うスター軍団をはねのけ、残留へ一歩でも前進する。
(武藤 瑞基)