巨人の契約更改が1日、東京・大手町の球団事務所でスタートした。契約更改交渉に臨んだ京本真投手(20)は、40万円増の460万円(金額は推定)でサインした。「球団からは来年先発で勝負するぞと言って頂いたので、『はい、やらせて頂きます』と。来年は菅野さんの穴を一つでも埋められるように頑張っていきたいなと思います」と話した。
21年育成ドラフト7位で入団した京本は、3年目となった今季、春季キャンプからアピールを続け、3月に支配下登録を勝ち取った。プロ初登板となった5月1日のヤクルト戦(東京D)では、6回から2番手で登板。先頭の村上を左飛、サンタナを見逃し三振、山田を遊ゴロに仕留め、1回無失点デビューを飾った。今季は中継ぎで4試合に登板し、0勝0敗、防御率3・60だった。
今オフはオーストラリアのウィンターリーグで武者修行する。「ウィンターリーグでも先発でやらせて頂けるので、パワーヒッターが多くいる中で、どの球が打ち取れるかだったり、抜き所、行き所をしっかり勉強してきたいと思います」と意気込んだ。