鳥取県・岡山県共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」のオープン10周年記念イベントが1日、都内で行われ、鳥取県出身で、2021年東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストの入江聖奈さん、岡山県出身で2024年パリ五輪体操男子3冠・岡慎之助(徳洲会)が登場した。
2人は出身県の好きなスポットを語り、またグルメを食べるなどして両県をアピール。岡は「応援してくれる岡山の方々の期待に応えて、岡山を盛り上げていきたい」と、4年後に開催されるロサンゼルス五輪で「4冠を達成する」と宣言。10月31日に誕生日を迎え、21歳の抱負を述べた。パリ大会では、団体、個人総合、種目別・鉄棒で金メダルを獲得するも、得意の種目別・平行棒は銅メダルだった。
一方、現在は現役を引退し、東京農工大大学院で大好きなカエルの研究をする入江聖奈さんは「今年度中にカエルの論文を出したい」と意気込み。岡山県には過去、“嫌な”思い出があったようで「10年前は中2で、東京五輪で金メダルを目指してボクシングをしていた。その時まだまだ弱かったので、よく岡山県に出稽古してボコボコにされていた。ちょっと岡山県に行くのが怖いなみたいなところがあったが、やっとトラウマが解消された」と笑った。