2024年パリ五輪の柔道で金メダルを獲得した男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)、女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、俳優の中川大志が1日、都内で行われた「2025年用年賀はがき 販売開始セレモニー」に登壇した。
この日はいつもの柔道着と異なり、ドレスアップした衣装で登場。角田は真っ黒のシックなドレス姿を披露し、阿部から「すごいきれいです」と褒められると、「着慣れないのでそわそわする。華奢(きゃしゃ)になれるような衣装を選んでもらいました」と思わず照れ笑いを浮かべた。
3人はそれぞれ、「年賀状のこだわり」についてもトーク。阿部は毎年、思い出の家族写真を載せているといい「今年はやっぱりパリ五輪の写真を年賀状で送れれば」。角田は年賀状に今年の抱負を添えることがお決まりで「恩師に出すことが多い。書くときにちょっと気持ちをしっかり作らないと書けないんですけど、こだわりはあります」と語った。絵を描くことが好きだという中川は「ちょっとイラストを添えて。文字だけよりは、華やかになるかなと思う」という。
趣味が格闘技である中川はこの日、柔道の五輪チャンピオンと対面し終始、感激の様子。2人に「僕は結構緊張しいで。緊張しないコツ、『ここぞ』という時の自分のメンタルの持っていき方はあるんですか?」と質問も。阿部は「僕の今のテーマは、感情を無にするというか、試合に向かう時に、いらない雑念を全て消すように心がけている。でも心の中は燃えてるイメージで。それも訓練。メンタル鍛えるのも、常日頃からの意識」とアドバイスした。 また、角田も「畳に上がると何も考えてない。『今までやってきたことを出すだけだ』ってマインドチェンジする」と考え方を明かし、中川は「自分も頑張ります・・・!」と“金言”に感謝した。