日本ハムは1日、エスコンフィールドで新たに就任した江口孝義2軍投手コーチ、的場直樹2軍バッテリーコーチ、横尾俊建2軍打撃コーチの会見を行った。
江口2軍投手コーチは、投手として佐賀工で甲子園に出場し、NTT九州を経て1990年ドラフト3位でダイエー入団。右肩の故障もあり1996年に現役を引退後、理学療法士の資格を取得するなど、オリックス、ソフトバンクで約15年間トレーナーを務めた。2020年限りでソフトバンクを退団後は、一般企業で働いており「最初、木田GM代行から連絡あったんですけど、僕が所属してる会社がケータリングとかスポーツ栄養とかの仕事をしてるので、そっち系の話をいただいたと思ったんですね。それでよくよく話聞いて、僕個人っていうことでちょっとビックリしました」と明かした。
コーチとしての指導経験はないが「コーチとして呼んで頂いて、すごくワクワクしています。実はトレーナーのときから、僕がもしピッチングコーチなら、こういうことをこの選手には言いたいとか、そういうのを自分の中では秘めていた。選手とコミュニケーションを取りながら、医療に携わった経験をピッチングに生かしていけるように、指導していきたい」と抱負を語った。
栗山CBOは江口コーチを招へいした理由を聞かれ「医療チームっていうのか、トレーナーとかPT(理学療法士)とかいろいろあるじゃない。ドクターも含めて。そこをもっと充実させたいのと、それと技術がリンクする、両方のことをイメージできる人。PTの資格持ってピッチングコーチもできて、実際に現場で、現場でっていうのは外でいろんな人たちを見れるぐらいの能力ということを含めて、いろいろ人材を探してもらってた。そういうところになってくれると信じて、新しい形でどんどん進んでいく」と期待を寄せていた。