男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC(ジェニック)」が1日、東京ドームシティホールでグループ史上最大規模となる全国ホールツアーの東京公演を開催した。
7日の福岡公演まで全国7都市のホールを巡るグループ史上最大規模のツアー。チケット完売となる2500人が集まった東京のファンを前に増子敦貴(ましこ・あつき)は「人が多い!」と笑顔。「ここで新たなGENIC、進化したGENICをお客さんに届ける」と意気込み、初披露となる新曲「FUN! FUN! FUN」など全23曲をパフォーマンスした。
この日で結成からちょうど5周年を迎え、金谷鞠杏(まりあ)は「みんな着実に一歩ずつやってきた感覚がある。(5年間は)私たちにとって財産だなと思ってます」としみじみ。結成時と比べたメンバーの変化について「眉毛の形が変わったなって。人相が良くなった」とはにかんだ。
7人は俳優、DJ、モデル、作詞・作曲家など、それぞれの得意分野でも活動。個人としての活躍ぶりも華々しいが、グループの存在について増子は「家族でもないし、友達とかでもないし、同じ場所を目指す運命を背負った仲間なのかなと。GENICという1つの船団みたいな感じかなと思います」と一体感を口にした
アンコールでは、来年11月5日に念願だった初の武道館公演を開催することを発表した。西澤呈(じょう)は「うれしいことですけど、僕たちはもっと上を目指している」と隣接する東京ドームを指さしながら「武道館は僕たちの通過点でしかない。もっと上を目指すアーティストとして、まずは武道館公演を最高の日にします」と宣言。増子も「皆さんを東京ドームに連れて行きます。その日までみなさんで突き進んでいきましょう!」とさらなる野望を見据えていた。