独立リーグのヤマエグループ九州アジアリーグに加盟する北九州下関フェニックスが、慶大・清原正吾内野手(22)の獲得に名乗りを上げたことが1日、分かった。この日、慶大側へ意思を伝えた。将来性にあふれる逸材を巡る争奪戦は、ついに9球団へと拡大した。
北九州下関フェニックスは、実業家の堀江貴文氏(52)が設立した「ホリエモン球団」としても知られる。22年から同リーグに参入。今季は55勝18敗3分けで初優勝するなど、実力的にも同リーグをけん引する存在だ。さらなるチーム強化へ、スター性も兼ね備えた逸材へ興味を抱くのは、自然な流れだった。
清原は10月24日のドラフト会議では指名なしに終わったが、その後は四国IL香川、四国IL徳島、オイシックス、くふうハヤテ、BC栃木、BC神奈川、BC山梨、宮崎サンシャインズからもオファーが届く人気ぶりだ。9球団はいずれも1年でドラフト解禁になる。まずは大学最後の試合となる9日からの早慶戦へ、全力を尽くす。