札幌光星のグラウンドが、道内の高校では初の全面人工芝に改修され、1日にお披露目された。
開校90周年事業の一つで、総工費は約2億9000万円。7月中旬から約3か月半で改修された。改修前と同じくサッカー部との兼用にはなるが、雨が降っても練習可能になり、土ぼこりが飛ばないため近隣住民への影響は最小限に。整備の負担が軽減されるため練習時間が増え、グラウンド全体にLED照明も設置されることから、日没が早いこの時期でも屋外での練習が可能になる。
道大会は来年以降も夏はエスコンフィールド(一部試合のみ)、秋は全試合が大和ハウスプレミストドームで開催される見込み。日々の練習を両球場と似た環境で行うことができ、公式戦での“メリット”もある。片倉諒真主将(2年)は「相手よりも慣れているので有利になる」と話した。