◆プロボクシング 第81回東日本新人王決勝 ▽フェザー級(57・1キロ以下)4回戦 北本慶伍―江田葵一(3日、東京・後楽園ホール)
第81回東日本新人王決勝戦の前日計量が2日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。フェザー級に出場する北本慶伍(三迫)は試合が行われる3日が27歳の誕生日。26歳最後のこの日、56・9キロと200グラムアンダーで計量をパス。相手の江田葵一(KG大和)も57・1キロのリミットでクリアした。
決勝がバースデーとあって北本は「あしたが楽しみです。いい1日にしたい」と自然とほおが緩んだ。相手の江田は今年7月のデビューから連勝中で「うまい選手だなと思います」と警戒する。それでも、昨年12月のデビューから3戦全てKO勝利中だけに「やっぱり派手にぶっ倒したいですね。うまさでも負けてないと思っている」と自信に満ちあふれている。
組み立てや駆け引き、相手にどうパンチを当てるかを徹底して磨いてきた北本。最高の誕生日にするために「あしたは一番いい試合をしてMVPを取りたい」と大会最優秀選手賞獲得を狙う。
戦績は26歳の北本が3勝(3KO)、24歳の江田が2勝(1KO)。
試合はU―NEXTで生配信される。