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人やクラブが変わっても変わらない名古屋・長谷川健太監督の自分を貫く姿勢

スポーツ報知 2024年11月3日 2時5分

 名古屋の長谷川健太監督が来季も続投することが2日、決定的になった。複数の関係者が明かした。2022年の就任以降、名古屋で4シーズンを迎えることになる。

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 揺るぎない信念を持っていた。長谷川監督は18年、前年リーグ13位だったFC東京の監督に就任。当時クラブ内で誰も強く意識していなかった「優勝」という目標を常に口にした。「時代が変わって、最近は断られるようになってしまった」と笑いながらコーチ陣を食事へ連れ出し、信頼関係を築いた。結果が出ない時でも「選手やスタッフを迷わせるから、見立てや判断はぶらさない」と積極性を求め、20年にルヴァン杯制覇に導いた。

 象徴的だったのが、FC東京での最後の試合となった21年11月6日の横浜M戦。0―4のハーフタイムに、長谷川監督は「点を取りにいくぞ」と鼓舞した。結果は0―8。守備に徹すればここまでの大敗はなかったかもしれないが、「意地を見せたい」と最後まで攻めることしか頭になかった。

 「人のまねをするより、自分自身に正直に。自分らしさにこだわっている」。人やクラブが変わっても、自分を貫く姿勢は変わらない。(2019~21年FC東京担当・小又 風花)

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