名古屋がベルギー1部ヘントの元日本代表GKシュミット・ダニエル(32)に獲得オファーを出したことが2日、分かった。今季限りで元オーストラリア代表GKランゲラック(36)の退団が決定しており、後任として22年カタールW杯のメンバーでもあった197センチの実力派GKに白羽の矢を立てたもようだ。
シュミットは仙台などでのプレーを経て、19年7月にベルギー1部シントトロイデンへ。23年12月にベルギーの強豪ヘントへ完全移籍した。昨季はリーグ戦8試合に出場、今季は第12節まで全試合ベンチ入りしているが、リーグ戦の出場はなし。欧州カンファレンスリーグ予選とカップ戦の2試合のみの出場にとどまっている。長身を生かしたハイボール処理や足元の技術などは日本人トップクラスで、元日本代表で現・名古屋アシスタントGKコーチの楢崎正剛氏(48)、ランゲラックと名GKが君臨してきた名古屋に、新たな守護神として加わる可能性が出てきた。