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B1レバンガ北海道、今季初の本拠地開催でホーム初勝利「なまら最高です」

スポーツ報知 2024年11月3日 6時40分

◆りそなB1リーグ▽第6節 レバンガ北海道75―66横浜BC(2日・北海きたえーる)

 東地区のレバンガ北海道は中地区の横浜BCに75―66で勝利し、今季ホーム初白星を挙げた。最大15点リードを許すも、今季加入したPFライアン・クリーナー(26)が移籍後最多30得点、北見市出身のPG/SG菊地広人(23)がキャリアハイの15得点をマークし、逆転勝ちした。

 「なまら最高です」。今季初の本拠地開催に集まった4732人の観客の前で、レバンガ・クリーナーが喜びを爆発させた。移籍後最多30得点で3試合ぶりの勝利に導き、「素晴らしい自分のパフォーマンス。ホームでこういったパフォーマンスができたのはうれしい」と笑みを浮かべた。

 第1クオーター(Q)序盤に立て続けに失点し、開始4分30秒であっという間に10点差。第2Qにはこの日最大15点差にリードを広げられたが、平均得点数24チーム中22位のレバンガが奮起した。第3Q立ち上がりから4連続得点で同点に追い付くと、4分19秒にクリーナーが3Pを決めてついに逆転。第4Q残り17秒では、昨季特別指定で加入した菊地が「シューターである以上(この成績を)スタンダードにしないといけない」と、5本目の3Pを沈めて勝負を決定づけた。

 小野寺龍太郎HC(42)が「信じられないくらい走り続けてくれた」と言うように、クリーナーは9リバウンドもマーク。両チーム最長の35分53秒出場し、攻守に奮闘した。連戦となるきょう3日の横浜戦に向け、アメリカ出身の背番号5は「明日(3日)もまた35分、37分プレーしたい」。開幕から全試合スタメン出場を続けるタフネス“ビッグマン”が今季初の連勝に導く。

(島山 知房)

 〇…636試合連続出場の偉業を達成し、昨シーズン限りで現役引退した桜井良太GM(41)の永久欠番セレモニーが行われた。チームの永久欠番は、折茂武彦社長の「9」に続き2人目。「11」のユニホームが描かれたボードの横で、折茂社長から花束を受け取った桜井GMは「形に残るものとして残していただけるということで、本当に光栄に思っています」と話した。

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