楽天の大内誠弥投手(18)が2日、150キロ投手になることを誓った。秋季キャンプ4日目、2軍施設でノックやダッシュなどで、体をいじめ抜いた。最速148キロ右腕は「球速では最速150キロ。アベレージで145キロまで上げたい」と宣言。オフはウェートトレや食事量を増やし、現在84キロの体重を2月のキャンプインまでに80キロ台後半までサイズアップさせるつもりだ。
入団1年目の今季は1軍出場は無かったものの、ファームで10試合に登板し0勝1敗、防御率3.82。「大きなけがもなく、思ったよりも試合で投げられたことは良かった」と振り返りつつ「課題は空振りを取れる球。真っすぐの質をもっと上げること、変化球でも三振を狙える球を投げたい」と話した。
「来年はまずファームで1年間ローテーションを守る。チャンスがあれば1軍でも投げれられるように」と、かつてファンとして通った楽天モバイルパークでの1軍デビューを目指していく。(太田 和樹)