◆学生3大駅伝第2戦 全日本大学駅伝(3日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)
史上初の5連覇を狙う駒大の3区(11・9キロ)、伊藤蒼唯(あおい、3年)が8人抜きの快走を見せ、順位を16位から8位まで大きく上げた。
1区(9・5キロ)の島子公佑(2年)が首位と7秒差の13位でつなぐと、2区(11・1キロ)で期待のルーキー桑田駿介(1年)が、なかなかペースが上がらない苦しい展開となった。
厳しいレースが予想される中、2分23秒差の16位でタスキを受けた伊藤が駒大の意地を見せた。1年時の箱根駅伝6区区間賞、今年は10月の出雲駅伝4区3位など駅伝で好走を続けている伊藤は一つ、また一つと順位を上げていき、残り約1キロで8位。1分44秒差まで縮めて4区(11・8キロ)の谷中晴(1年)にリレーした。