◆東京六大学野球秋季リーグ戦第8週第1日▽明大4―2法大(3日・神宮)
先月のドラフトでDeNAから2位指名を受けた法大・篠木健太郎投手(4年=木更津総合)は、6回まで圧巻の投球を披露。伸びのあるストレートを軸に、明大を内野安打2本に抑えていたが、両校無得点で迎えた7回表に崩れた。
1死二塁から、7番・榊原七斗右翼手(2年=報徳学園)の右中間三塁打で先取点を奪われると、続く8番・宮田知弥三塁手(3年=横浜)に右越えの2点本塁打を浴びた。
「打たれたのは、甘めに入ったボール。自分の責任です」と篠木。7回3失点で敗戦投手になった。それでも、140キロ台後半の直球で明大の打者を押し込んでいた6回までの投球には手応えを得た様子。「秋の中では、一番いい感覚で真っすぐを投げることが出来ていた。これから先にプラスになると思う」と前を向いた。