◆SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA―ソフトバンク(3日・横浜)
王手をかけられたソフトバンクが2―4の5回、一挙に7点を失った。この回から、スチュワートが3番手で、公式戦では21年9月5日オリックス戦(ペイペイドーム)以来となる救援登板。小久保監督は、今季レギュラーシーズン9勝の右腕に、中盤の流れを呼び込むマウンドを託した。
だが、1死から2本の安打と四球で満塁のピンチを招くと、1番・桑原に押し出し四球を献上。続く2番・梶原には中前適時打を許し、無念の降板となった。
その後、4番手の岩井が2死満塁から4番・オースティンに押し出し死球。5番・筒香には左中間への走者一掃二塁打を浴びた。続く6番・宮崎にも中前適時打を許し、2―11の大量9点ビハインドとなった。
スチュワートは1つのアウトしか奪えず、5失点。20年以来4年ぶりの日本一は、大きく遠のいた。