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ソフトバンクが球団OBの大越基氏を招へい 今夏まで早鞆高監督 12年にはセンバツ出場導く

スポーツ報知 2024年11月4日 5時0分

◆SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(3日・横浜)

 ソフトバンクが球団OBの大越基氏(53)と中日を退団した大西崇之外野守備走塁コーチ(53)を招へいすることが3日、分かった。ともに小久保監督と同じ1971年生まれだ。

 大越氏は仙台育英から米マイナーなどを経て、92年のドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)入団。03年を最後に現役を引退し、選手時代は小久保監督とチームメートだった。07年に早鞆(はやとも、山口)の保健体育教員に着任し、09年秋から監督。12年にはセンバツ出場に導き、今夏限りで監督を退任していた。

 球団は10月22日に小川史3軍監督(64)の退任を発表。空位となった3軍監督、もしくは現在は斉藤和巳氏(46)が務める4軍監督のポストに大越氏を起用する見込み。教諭として培ったノウハウで、次世代を担う若鷹の選手育成のみならず、人間教育など、幅広く手腕を発揮することを期待している。

 大西コーチは中日、巨人で12年間プレーし、両球団で外野守備走塁コーチを歴任。小久保監督とは侍ジャパンでも監督、コーチの関係として17年の第4回WBCなどを戦った。球団は豊富な経験や熱心な指導を評価。外野守備走塁部門を任せる方針だ。レギュラー定着を目指す柳町や正木、高卒4年目の笹川ら外野陣の強化を託されることになりそうだ。

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