米大リーグのゴールドグラブ受賞者が3日(日本時間4日)、下記のように発表となった。日本の記者投票ではなく、30球団の監督・コーチの投票を75%(自球団の選手には投票できない)、守備指標を25%の割合で合計して決定される。
MLB公式サイトのサラ・ラングス氏のXによると、14選手が初選出されたのは22年に並んで史上最多タイ。10人以上の初選出は昨年まで4年連続で史上最長だったが、これを更新した。
ワールドシリーズを制したドジャースからは、W・スミス捕手とE・ヘルナンデス外野手がユーティリティ部門でノミネートされていたが、選出されなかった。
ア・リーグ一塁手でC・サンタナ(ツインズ)が初受賞。38歳175日での初受賞は、野手史上最高齢。投手を含めると史上3番目となった。
ア・リーグ右翼手のW・アブレイユ(Rソックス)は、01年イチロー(マリナーズ)らに続き史上7人目のルーキー受賞となった。
★ア・リーグ
◆投手
セス・ルーゴ(ロイヤルズ)初
◆捕手
C・ローリー(マリナーズ)初
◆一塁手
C・サンタナ(ツインズ)初
◆二塁手
A・ヒメネス(ガーディアンズ)3度目
◆三塁手
A・ブレグマン(アストロズ)初
◆遊撃手
R・ウィット(ロイヤルズ)初
◆左翼手
S・クワン(ガーディアンズ)3度目
◆中堅手
D・バーショ(ブルージェイズ)初
◆右翼手
W・アブレイユ(Rソックス)初
◆ユーティリティ(複数ポジション)
D・ムーア(マリナーズ)初
★ナ・リーグ
◆投手
C・セール(ブレーブス)初
◆捕手
P・ベイリー(ジャイアンツ)初
◆一塁手
C・ウォーカー(Dバックス)3度目
◆二塁手
B・チュラング(ブルワーズ)初
◆三塁手
M・チャプマン(ジャイアンツ)5度目
◆遊撃手
E・トーバー(ロッキーズ)初
◆左翼手
I・ハップ(カブス)3度目
◆中堅手
B・ドイル(ロッキーズ)2度目
◆右翼手
S・フリリック(ブルワーズ)初
◆ユーティリティ(複数ポジション)
J・トリオロ(パイレーツ)初