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【高校サッカー】青森山田が県内410連勝で28年連続30度目の全国切符…3―1で八戸学院野辺地西に逆転勝ち

スポーツ報知 2024年11月4日 13時54分

◆第103回全国高校サッカー選手権青森県大会 ▽決勝 青森山田3―1八戸学院野辺地西(4日・カクヒログループアスレチックスタジアム)

  序盤は八戸学院野辺地西が主導権を握った。右サイドを中心にボールを集め攻め込み、自分たちの時間を作った。押し込まれた時にはセーフティーにロングボールで前線に押し返しカウンターを仕掛けた。

 すると前半19分、野辺地西が右サイドでボールを奪いカウンターを仕掛けクロス。左に流れたボールから再度ダイレクトでクロスが上がると、ゴール中央で待ち構えていたFW成田涼雅(3年)がヘディングシュートを放ち、先制点を決めた。

 しかし、青森山田がすぐさま意地を見せた。失点してからは目が覚めたように押し込む時間が続き、ロングスローやコーナーキックを獲得。同38分には右クロスのこぼれ球にペナルティーエリア中央付近からFW石川大也(3年)が今大会初ゴールとなる同点弾を決め、1―1で前半を終えた。

 後半は青森山田が立ち上がりから攻め込んだ。後半3分には石川がペナルティーエリアで仕掛けるとファウルをもらいPKを獲得。キッカーはMF川口遼己(3年)が務め、ゴール左にしっかりと決め逆転した。

 その後は両チームが球際で激しい攻防を繰り広げたが、同38分にはクロスからゴール前の混戦で青森山田が押し込み、全国をグッと引き寄せるダメ押し弾で3―1。その後はスコアが動かずに試合が終了し、青森山田が2年連続の全国制覇に一歩踏み出した。

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